皆さんこんにちは!自習館です。
「効率よく短時間で勉強するのが賢い」
「いや、結局は長時間やった人が勝つ」
勉強における「質と量」の論争は、学生から社会人まで、どの世代でも語られてきたテーマです。今回はそんな勉強における「質と量の論争」に決着をつけたいと思います!
ぜひ本記事を、皆さんの学習や作業に活かしていただけたら嬉しいです!
1. 「質と量」どちらが正解?
1-1. 「質」を重視するメリット・デメリット
<メリット>
①自分に必要な部分に絞って効率的に学べる
弱点や出題頻度に応じて学習を最適化することで、短時間で効率的な学習ができます!
②深い理解が得られる
丁寧なインプットや復習により、表面的な理解ではなく、「なぜその答えになるか」まで理解を深めることができます。
③ 思考力・応用力がつく
本質を理解することで、思考力や応用力が身につきます。
応用問題への対応力が身に付くことで、より高得点を目指せます!
④忙しい日でも続けやすい
「質」に絞った学習は短時間で濃い学習が可能です!例えば、スキマ時間を活用し、
苦手な英単語に絞り10個覚えるなどの学習もオススメです。
<デメリット>
①「質」を言い訳に勉強時間が短くなりすぎてしまう
「短時間集中すればOK」と思い、圧倒的に勉強量が不足してしまう場合があります。
②時間をかけすぎて進まないことがある
1問にこだわりすぎてしまい、学習計画に遅れが出てしまうことがあります。
1-2. 量を重要視するメリット・デメリット
<メリット>
①インプット量が増える
時間を多く確保しているため当然、より広く学習範囲をカバーできます!
②問題慣れ・出題傾向への対応力が上がる
演習量を多く確保できるため、出題パターンに慣れることができます!
③「勉強体力」が身につく
長時間学習に慣れることで、本番でも集中力を維持しやすくなります!
④習慣化しやすい
毎日決まった時間に「とにかくやる」ことで勉強習慣が定着しやすくなります!
<デメリット>
①「やった気」になるだけで実力が伸びない
とにかく量をこなすことが一番の目的になってしまい、「ただ勉強している」だけになりがちです。記憶が定着しないなど、時間を費やしても中身が伴っていない場合があります。
②忙しい時に続けにくい
1〜2時間のまとまった時間がないと「今日はできない」と感じやすいです。
時間が取れないことを言い訳に、勉強が後回しになってしまう可能性があります。
1-3. どちらが正解?「質」?「量」?
ここまで、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しましたが。
勉強の質と量の論争は、結論からお話しすると「どちらも正解」です!
多くの人が、このような誤解をしています。。。
「短時間集中すれば、長時間やるより効果が高い!」
「とにかく毎日10時間やれば合格できる!」
などなど…
どちらか一方だけに偏ってしまう方が多いですが、どちらかに偏ってしまうと成果が出にくいです。重要なのは、学習状況や段階に合わせて「質」と「量」を使い分けることです!
2. 質と量の使い分け方〜学習段階で使い分けよう!〜
「質と量」どちらを重視するかは、「学習段階」によって使い分けることが重要です!
学習段階は3つに分けることができます。「初期段階」「中期段階」「本番前」です。
受験生を例にあげると、初期段階は、高校2生の7月〜3年生の6月まで。
中期段階は、高校3年生の7〜11月まで。試験本番前は、12月〜が目安になります。
①初期段階は「量」を重視
勉強の土台を作ることが重要です。
まずは、知識のインプットを多く行い、とにかく一問でも多くの問題を解きましょう。
知識を増やすこと、演習量を多く確保し問題に慣れましょう!
②中期段階は「質」を重視
一通り、知識のインプット、演習をこなした後は、より理解を深める段階です。
なぜ、その答えに辿り着くのかまで、しっかりと理解を深め、応用問題に対応できる力
を身につけます!
③本番前は「質と量」をバランスよくこなす
本番が近づいてきたら、質と量を使い分けながら学習を行いましょう。
得意分野は、さらに理解を深める、応用問題に対応できるまでに精度を高める「質」を重視した学習がオススメです。
一方で、苦手分野は基礎問題だけでも落とさないようにするため、「量」を重視した学習法がオススメです。苦手意識を払拭し、基礎を固めましょう。
最も大切なのは学習の進み具合や、自身に合う学習方法を組み合わせることです!
ご自身の学習計画を立てる際に、ぜひ意識してみてくださいね!
3. まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、勉強の質と量のどちらが大切なのかについてご紹介しました。
結論としては、どちらも大切!学習段階に合わせて使い分けることが重要です!
自習館は6時~23時まで年中無休でオープンしています。ご自身のライフスタイルに合わせて通いやすいです!ぜひ、皆さまの学習に自習館を活用してみてはいかがでしょうか。
見学・体験は無料ですので、まずはお気軽にお問合せください!
最後まで、お読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに!