デジタル全盛期時代に見直し!【あえて手を動かすがカギ!】〜紙とペンの活用術〜

皆さんこんにちは!自習館です。
近年、タブレットやAIを使っての学習が当たり前になっていますね。
とても便利で効率的な反面、「これって本当に身についてるのかな?」と感じたことは
ありませんか?実は、デジタル全盛期の今こそ!
あえて「紙とペン」を使った学習法が再注目されています!
そこで今回は、紙とペンを活用した学習法の効果と活用法をご紹介します。
ぜひ本記事を、皆さんの学習や作業に活かしていただけたら嬉しいです!

1. 紙とペンを活用しての学習

1-1. 書く学習の効果

脳神経内科医の長谷川嘉哉氏によると、書く学習には3つの効果があるそうです!

①集中力がアップする

文字を書くことは、「文字を思い出す」「書くスペースを考える」「手を動かす」ことの繰り
返しです。運動神経と連動して脳の広範囲が働くため、集中力がアップします。

②思考を言語化することで脳がフル稼働する

「記憶を引き出して、書くべき内容を選び、行動・思考・感情を言語化する」という作業は、海馬や前頭葉などの前頭前野を刺激し、脳をフルに動かします。
一方で、スマートフォンなどのデジタルツールは、これらの前頭前野の働きを抑制してしまうと言われています。

③記憶に定着しやすくなる

脳は手で書いた文字そのものに注意を向けるため、書いた内容がより強く記憶に残りやすくなります!実際に、アメリカのプリンストン大学とカリフォルニア大学の共同研究では、
手書きで講義のメモをとった学生は、パソコンでメモをとった学生よりもテストの成績が
よかったという結果があります。
パソコンでは、聞いた話を機械的に記録するだけになりがちです。
しかし手書きでは、要約や図示をする際に脳が活性化するため、記憶が強固なものになるという結果の表れです!

1-2. アナログ学習の4つの強み

①自由度が高く、自分の考えをそのまま表現できる

手書きでは、矢印・図・イラストなど、自分の考えを柔軟に書き出せます。
一方、デジタルツールには整列や配置などの制限があり、自由に書き込むには少し不便さを感じることがあるかもしれません。

②集中力が途切れにくい環境を作ることができる

スマホやタブレットには、通知やSNSなどの誘惑がつきものです。
しかし、紙とペンなら、そういった邪魔が一切入りません!「集中するしかない環境」を
自分でつくることができます!

③学びの積み重ねが目に見える

書いたものが手元に残ることで、「これだけやった」という達成感や自信に繋がります!
一方で、デジタル学習は学習履歴を自動で記録・グラフ化してくれるなど、成果を
「見える化」できるメリットがあります。
しかし、「物理的にページが厚くなる」「紙がたまる」といったアナログならではの
「積み重ね感」には、やはり独特の良さがありますね!

④応用力や整理力が身につく

書きながら、情報を取捨選択し、整理する習慣が身につきます。
この力は記述式問題やプレゼンテーションに活かすことができますよ!

1-3. 紙とペンを使った学習法2選

①捨てノートを活用

丁寧に綺麗な字で書くのではなく、とにかく書きまくるためのノートを用意して
みましょう。覚えるため、考えたことを書くためのツールとしてオススメです。
特に、英単語・漢字・年号・用語など、短期記憶に頼る学習は書いて覚えるのが一番効果的です!

②5分間のノートまとめタイムを作る

学習の終わりに5分程で、今日の要点をノートにまとめる時間を作ってみましょう。
自分の言葉でノートにまとめることで理解が格段に深まります!
本当に理解できている箇所、理解できていない箇所の確認にもなります。
ポイントを3つほど書き出してみたり、手書きの図やグラフなどを書いてみるのも
効果的です!

2. まとめ

 いかがでしたでしょうか?
今回は、「紙とペンを使って書く学習」の効果についてご紹介しました。
デジタル全盛の時代だからこそ、「書く」ことの価値が改めて注目されています。
紙とペンは、記憶・理解・集中を支えてくれる、最もシンプルで最強の学習ツールです!
ぜひ、今日からの学習に紙とペンを活用した「あえて手を動かす」時間を取り入れてみてください!
自習館は6時~23時まで年中無休でオープンしています。
学習や作業にのみ集中していただける環境作りにこだわりました!
ぜひ、皆さまの学習に自習館を活用してみてはいかがでしょうか。
見学・体験は無料ですので、まずはお気軽にお問合せください!
最後まで、お読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに!