皆さんこんにちは!自習館です。
「今日こそは集中して勉強するぞ!」と意気込んでいたはずなのに、気づけばスマホを触っていた…
「やる気はあるのに、なんとんく集中できない…」
なんてことがよくある方、実はその服装が原因かもしれません!
そこで今回は、「集中力と服装の関係性」に注目し、なぜ服装が集中力や学習効率に影響を与えるのか、どんな服装が最適なのかをご紹介します。
ぜひ本記事を、皆さんの学習や作業に活かしていただけたら嬉しいです!
1. 服装が集中力に影響する原因
1-1. 服装が集中力に影響を与える2つの原因
①気分を切り替えるスイッチの役割を持っている
V 例えば、スーツを着ると自然と背筋が伸びたり、部活のユニフォームを着ると気持ちが引き締まったりした経験はありませんか?
このように、服装は「これから何をするか」を脳に知らせる重要な信号になります。
ゆるい部屋着やパジャマのままだと、身体も脳もリラックスモードのままになってしまいます。反対に、少し緊張感のある服装をすることで、自然と集中モードに切り替わります!
②「姿勢」に影響を与えるため
スウェットや大きめのTシャツなどの部屋着は、知らず知らずの内に姿勢を崩す原因となります。
背中が丸まれば、呼吸が浅くなり、思考力や集中力も低下しやすくなってしまいます。服装はただのファッションではなく、「身体のコンディションを整える装備」としても機能しています。
1-2. 服装が集中力に影響を与える2つの原因
科学的に証明される服装と勉強の関係⁉︎
服装と集中力の関係は、心理学の研究でも証明されています。
ノースウェスタン大学が行った服装の認知に関する研究に「エン・クローズド・コグニション(Enclothed Cognition)」というものがあります。
実験内容は、被験者を「医師用の白衣を着用したグループ」「画家用の白衣を着用したグループ」「白衣を着用せずに見ただけのグループ」の3つに分けて持続的注意のテストを行ったところ、医者用の白衣を着用したグループが最も良い成績を取ったというものです。つまりこの結果では、「服は、思考やパフォーマンスに影響を与える」ということが証明されています!
2. 勉強に最適なファッションとは?
①清潔感のあるトップス:Tシャツ or 襟付きシャツ
汚れが目立ったり、ヨレヨレのTシャツでは、気分も下がってしまいます。
一方で、綺麗なTシャツや、フォーマルすぎない襟付きのシャツなどは気分を引き締めてくれます。
特にNGなのは、パジャマのまま学習に取り組むことです。
そもそも着替えるという行動自体が、リラックス状態から勉強モードに切り替えるスイッチとしての役割を持ちます!
少し面倒でも、着替えてから学習に取り組むようにしましょう!
②動きやすく、ほどよく締まったボトムス
部屋着で着用するような、あまりに緩すぎるスウェットやジャージは、脳を休憩モードにしてしまいます。
キツすぎず、緩すぎないデニムやパンツなどを着用しましょう。
③靴下を履く or スリッパを履く
裸足のままでは、気分がだらけてしまいがちです。
また、足元が冷えると、全身の血流が悪くなり、集中力も低下します。
④体温調整のできる服装
寒すぎたり、暑すぎたりする服装では、勉強どころではありません。
特に自宅以外で学習する場合には、自由に室温を調整できない場合があるため、体温調整のできる服装を選ぶようにしましょう。例えば、脱ぎ着できる羽織ものを用意したり、重ね着をするのもオススメです。
服装とは異なりますが、寝癖が目立つ髪型のまま学習に取り組むこともNGです。
ボサボサのままの髪では、気持ちが引き締まりません。
髪型を整えることも忘れずに行いましょう!
3. まとめ
いかがでしたでしょうか?
一見無関係に見える、服装と集中力の関係は、学習効率に大きな影響を与えます。
服は単なるおしゃれではなく、集中モードに入るための「環境づくり」の一部となります!
「楽=集中できる」ではないということを意識した上で、自分にぴったりの勉強ファッションを見つけてみてくださいね!
最後まで、お読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに!